【2023年版】画像生成AIツールまとめました!
こんにちは。画像生成AIを楽しんでいるじょじお(@jojio_illust)です。
2022年頃がAIがものすごいスピードで進化しているのを感じています。
この記事は、AIの中でも特にホットな分野である画像生成AIが利用できるサービスやアプリケーションをまとめました。
Dall-E2(ダリツー・ダルイーツー)
Dalle2(ダリツー・ダルイーツー)は、あのChatGPTの開発元であるOpenAIが提供する画像生成AIサービスです。
OpenAIは、イーロンマスクが創業(現在は幹部を退任)したAI関連の会社で、マイクロソフトが10億ドルの出資を行ったことで話題になりました。
DallE2は、フォトリアリスティックな画像、絵画的な画像など様々な画像を生成できます。Dalle2の前身であるDalleは、2022年のイラスト生成AIブームよりも前から存在していたのでブームの先駆け的存在といえるかもしれません。
- 基本的には有料だけど、「アカウント登録すると50クレジットもらえる+毎月15クレジットもらえる」ので一応無料運用も可能。
- ChatGPTの開発元であるOpenAIが開発
- リアルテイストなイラストが得意。
- こちらの細かい注文にも対応してくれやすい。他のAIに比べて断トツで頭が良い印象。
- NSFW(Not safe for wark)はNG
Midjourney(ミッドジャーニー)
Midjourney(ミッドジャーニー)は、2022年8月頃に公開された有料サービスです。
フォトリアリスティックな画像、絵画的な画像の生成が得意です。
Discord上で動作するbotアプリとして提供されている点も特徴的です。
無料トライアルの使い方を下記の記事で解説しています。
- 有料
- Discord(チャットアプリ)上で動く。
- 少ないプロンプトできれいな絵が出る。
- リアルテイスト・写真テイスト・アートテイスト様々な高品質な絵が生成できる。
- 二次元絵に特化した「にじジャーニー」も追加コストなしで使える(後述)。
- NSFW(Not safe for wark)はNG
にじジャーニー
にじジャーニーは、Midjourney(ミッドジャーニー)を提供するMidjourney.Inc社と別の企業がタッグを組んで開発したMidjourneyの機能のひとつです。
Midjourneyがリアル絵の生成を得意とする一方で、にじジャーニーは二次元絵の生成を得意としています。
にじジャーニーを利用するためには、Midjourneyの有料プランに契約する必要があります。従来のMidjourneyユーザーは追加料金不要で にじジャーニー を利用可能です。
基本的な使い方もMidjourneyとほぼ同じです。
- 有料(Midjourney契約ユーザーは全員使える)
- 2次元絵が得意。
- NSFW(Not safe for wark)はNG
Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)は、2022年8月頃に流行したオープンソースのAIのプログラムです。
Stable Diffusionは、一般に公開されているモデルと呼ばれるファイルを変更をすることで多種多様な画像を生成することができます。
- stable-diffusion-2-1:Stable diffusion公式が公開するモデル。実写系の絵が得意。
- Waifu Diffusion:二次元絵に特化したモデル
- Anything 3.0:二次元絵に特化したモデル。短いプロンプトでも高品質な画像を生成できる。
- その他のおすすめのモデルはこちら!
- 無料
- モデル次第でどんな絵でも生成できる。
- 自分で環境セットアップを行うため、若干ハードルが高い。
- NSFW(Not safe for wark)はモデル次第で可能
Stable Diffusionを利用する方法は?
Stable Diffusionを利用するには、いくつかの方法がありますが次の3つが一般的です。
- Google Colabと呼ばれる無料のプログラム実行環境に、Stable diffusionを設置して動かす。
- 自分のPCにプログラム実行環境を構築し、Stable diffusionを設置して動かす。
- Stable Diffusionをお試しで利用できるWebサービスを使う。
1. Stable DiffusionをGoogle Colaboratoryで利用する方法
1の方法は、無料で利用可能(課金要素あり)なGoogle Colaboratoryを使ってStable diffusionを実行する方法です。詳しい方法は、下記の記事をご覧ください。
2.Stable Diffusionを自分のPCで利用する方法
2の方法は、自宅のPCにStable diffusionを設置して実行する方法です。この方法は、モデルファイルを自由に組み替えて自分だけの環境で、思う存分画像生成を行えます。
ただし、グラフィックボードを有した、ゲーミングPCクラスのスペックのPCが必要になります。
必要なスペックや、インストール方法については下記の記事をご覧ください。
3.Stable Diffusionをお試しで利用できるWebサービスを利用する方法
モデルファイルの公開サイトでもあるHugging Faceでは、Stable diffusionのデモ版を利用できます。
Stable Diffusionを手軽に試したい方はこちらをどうぞ。
https://huggingface.co/spaces/stabilityai/stable-diffusion
Novel AI(ノベルAI)
Novel AIは、二次元絵が得意なAIです。
- 有料
- 2次元絵が得意。
- NSFW(Not safe for wark)はOK
その他の画像生成AIツール
Holara AI
Holara IAは、二次元絵特化モデルを使用した画像生成AIを利用できるWebサービスです。
絵のテイストや独自通貨で生成を行う点が、Novel AIに似ていることもあり2つはよく比較されています。
無料プランは、どんな絵を生成するかを全く制御できないランダムガチャしか回せないので、本格に利用する場合は有料プランの加入が必須です。
- 無料・有料プランあり
- 2次元絵が得意。
- NSFW(Not safe for wark)は?
TrinArt(AIのべりすと)
- ?
お絵描きばりぐっど君
「お絵描きばりぐっどくん」は、チャットアプリLINE上で動く無料のボットアプリです。
- 無料
- LINEボットアプリ
mage.space
Stable DiffusionをWebベースでしかも無料で利用することができます。最近になって有料プランも開始されました。
Dream Studio(ドリームスタジオ)
基本有料ですが、無料トライアルとして200クレジットをもらえます。
https://beta.dreamstudio.ai/dream
Lexica
LexicaはStable Diffusionのギャラリーサイトですが、Stable diffusionによる画像生成もできます。無料利用可能ですが、本格的に利用するにはサブスクリプションプランの加入が必要です。
nightcafe
無料利用可能。生成した画像を印刷して届けてもらえるサービスがあります。
https://creator.nightcafe.studio/
Canva(キャンバ)
無料で使えるオンラインのグラフィックデザインツールで有名なCanvaもAI画像を生成する機能が追加されました。
生成した画像は、Canva上でデザインする時に使うことができます。
りんな@AI画家
LINEボットで有名なりんなちゃんのTwitterのこのTweetにリプを送ると数秒後に画像をリプしてくれる。Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)がベースのようです。
AIピカソ
スマホで利用できる画像生成ツールです。
日本で一番有名なイラスト素材サイト「いらすとや」とコラボしていて、いらすとや風の画像を生成することもできます。
まとめ
以上、画像生成AIツールについて紹介しました。
コメント