【コピペOK】ネガティブプロンプトおすすめ一覧|2026年版・モデル別

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「ネガティブプロンプトって結局何を入れればいいの?」という方向けに、結論からお伝えします。迷ったら、まずは下の汎用セットをコピペすればOKです。お使いのモデルに合わせて選んでください。
(worst quality, low quality:1.4), lowres, bad anatomy, bad hands, missing fingers, extra digit, fewer digits, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry
上記はSD1.5系〜SDXL系まで幅広く使える定番セットです。ただし2026年現在、画像生成AIはモデルの世代交代が進み、「どのモデルでも同じネガティブプロンプトを使い回す」時代は終わりつつあります。本記事では、SDXL(Pony/Illustrious/NoobAI)・NovelAI V4.5・Midjourney V7といった現行モデル別の定番セットと、目的別のコピペ用テンプレ、そして「効かないとき」の対処法までまとめて解説します。
ネガティブプロンプトとは?【2026年版・30秒でわかる】
ネガティブプロンプトとは、画像生成AIに対して「描いてほしくない要素」を指定する呪文のことです。通常のプロンプト(ポジティブプロンプト)が「これを描いて」という指示なのに対し、ネガティブプロンプトは「これは避けて」という指示になります。低品質な画像、手指の崩れ、余計な文字やウォーターマークなどを回避するために使います。
2026年時点での主要ツールの対応状況は以下のとおりです。
| ツール・モデル | ネガティブプロンプト | 入力方法 |
|---|---|---|
| ComfyUI / Forge(SD1.5・SDXL系) | 有効 | Negative Prompt欄 |
| NovelAI V4.5 | 有効 | Undesired Content欄 |
| Midjourney V7 | 有効 | –no パラメータ |
| FLUXなどCFG=1系モデル | 標準設定ではほぼ無効 | 基本的に使わない |
効く仕組み(CFGとの関係)
ネガティブプロンプトは、生成時のCFG(Classifier-Free Guidance)という仕組みを利用して働いています。ざっくり言うと、AIは生成の各ステップで「ポジティブプロンプトに近づく方向」と「ネガティブプロンプトに近づく方向」を計算し、ネガティブ側から遠ざかるように画像を補正しています。CFGスケールの値が高いほどこの補正は強くかかり、低いほど弱くなります。つまりネガティブプロンプトの効き具合は、CFG設定と切っても切れない関係にあるのです。
【重要】FLUXなど最新モデルでは不要な場合がある
ここが2026年版として最も重要なポイントです。FLUXをはじめとする新世代モデルは、標準設定がCFG=1(ガイダンス蒸留)で動作するため、ネガティブプロンプトがほぼ効きません。そもそも入力欄を空欄のまま使うのが前提の設計です。「最新モデルに乗り換えたのにネガティブプロンプトが効かない!」というのは故障ではなく仕様なので、FLUX系ではポジティブプロンプトの記述力で品質をコントロールしましょう。本記事のテンプレは、主にSD1.5系・SDXL系・NovelAI・Midjourneyで使うことを想定しています。
【コピペOK】まずはこれ!汎用おすすめセット
まずは「これを貼っておけば大きく失敗しない」という汎用セットをモデル別に紹介します。タグの多くはDanbooruタグに由来しているので、意味を深く知りたい方はDanbooruタグの解説記事もあわせてご覧ください。
SD1.5系向け定番
SD1.5系(旧世代アニメ系モデル)では、品質系タグを強調構文つきで入れるのが定番です。
(worst quality, low quality:1.4), lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry
SD1.5系ではEasyNegativeなどのembedding(埋め込み)を併用する文化もありましたが、これは後述するとおりSDXL系ではそのまま使えないので注意してください。
SDXL系(Pony/Illustrious/NoobAI)向け
2026年現在のローカル生成の主流であるIllustrious・NoobAIなどのSDXL系モデルでは、過剰な強調は不要で、シンプルな品質タグ中心のセットが推奨されます。
worst quality, low quality, bad quality, lowres, jpeg artifacts, bad anatomy, bad hands, extra digits, fewer digits, watermark, signature, username, artist name, blurry, cropped
Pony系モデルを使う場合は、上記に加えてモデル固有のスコアタグ(score_6, score_5, score_4 など)をネガティブに入れる流儀があります。使用モデルの配布ページに記載された推奨設定を必ず確認しましょう。
NovelAI V4.5向けUndesired Content定番
NovelAIの現行モデルV4.5では、ネガティブプロンプトは「Undesired Content」欄に入力します。公式のプリセットをベースにした定番セットは以下のとおりです。
blurry, lowres, error, film grain, scan artifacts, worst quality, bad quality, jpeg artifacts, very displeasing, chromatic aberration, multiple views, logo, too many watermarks, negative space, blank page
V4.5はプロンプト理解力が高く、旧世代のような大量の呪文の詰め込みは不要です。むしろ入れすぎると画風が痩せるので、上記程度に留めるのがおすすめです。
目的別一覧(コピペ用)
ここからは「何を防ぎたいか」という目的別のテンプレ集です。汎用セットに足りない部分だけを追加する使い方が効率的です。
低品質・ぼやけ防止
画質そのものを底上げしたいときの品質コントロール系タグです。ピンボケ、圧縮ノイズ、意図しない背景ボケなどを防ぎます。
low quality, worst quality, normal quality, lowres, out of focus, blurry, bokeh, jpeg artifacts, error, ugly
「bokeh(背景ボケ)」は、あえてボケ表現を使いたい写真風イラストでは外してください。何でも入れればよいわけではなく、自分の作風に不要なものだけを弾くのがコツです。
手・体の崩れ防止
画像生成AI最大の鬼門である手指・人体の破綻を防ぐセットです。指の本数違い、腕の増殖、首や胴の伸びなどに対応します。
bad anatomy, bad hands, mutated hands, malformed hands, poorly drawn hands, missing fingers, extra fingers, extra digit, fewer digits, liquid fingers, bad fingers, missing arms, extra arms, extra legs, missing limb, floating limbs, disconnected limbs, inaccurate limb, long neck, long body, deformed, mutated, disfigured, ugly face, deformed eyes, bad face, cropped
ただし、最新のSDXL系モデルは手の描画力自体が向上しているため、全部入りにする必要はありません。崩れが気になるときだけ該当タグを追加し、それでも直らない場合は構図やポーズ指定を見直すほうが効果的です。ポーズ・アングルの指定方法はアングル・構図プロンプトまとめで解説しています。
文字・署名・ウォーターマーク除去
学習元画像に由来するサイン、透かし、日付、意味不明な文字列の写り込みを防ぐセットです。SNS投稿用の画像では特に重要です。
text, signature, watermark, username, artist name, logo, stamp, title, subtitle, date, footer, header
不適切表現の防止(生成事故を防ぐ)
アニメ系モデルの中には、意図せず露出度の高い画像が生成されてしまうものがあります。あくまで「見せられない画像が出てしまう事故を防ぐ」目的で、以下を入れておくと安心です。
nsfw, explicit, suggestive
Danbooruタグ体系では「nsfw」がレーティングを包括する代表タグなので、基本はこれだけで十分です。人前でのライブ生成や、お子さんと一緒に使う場面では必ず入れておきましょう。逆に細かい単語を大量に列挙する必要はありません。
構図・分割画面・複数人化防止
1枚絵を頼んだのに漫画のコマ割りのような分割画面になったり、1人だけ描いてほしいのに人物が増殖したりする現象を防ぎます。
multiple views, multiple angle, two shot, split view, grid view, comic, 2girls, 3girls, multiple girls, clone
「2girls」などの人数タグは、ポジティブ側で「1girl, solo」を明示するのとセットで使うとより確実です。
画風コントロール
特定の画風・タッチに寄ってほしくないときは、その画風名をネガティブに入れます。たとえばアニメ塗りに統一したい場合の例です。
oil painting, sketch, watercolor, ink, 2d, flat color, monochrome, greyscale
また、表情まわりのコントロールにも応用できます。頬の赤らみを消したいなら「blush」、開いた口を閉じさせたいなら「open mouth」、濃いメイクを避けたいなら「make-up, mascara」をネガティブに入れる、といった具合です。画面全体の演出についてはエフェクト系プロンプトまとめ、キャラクターの髪型指定は髪型プロンプトまとめも参考にしてください。
ツール別の使い方
同じネガティブプロンプトでも、ツールによって入力場所と記法が異なります。2026年時点の現行ツールごとに整理します。なお、かつて定番だったWebUI(AUTOMATIC1111)は更新が長期間停滞しており、現在はComfyUIまたはForge系への移行が主流です。
ComfyUI/Forge/WebUIでの入力と強調記法
Forge系や従来型WebUIでは、プロンプト欄の下にある「Negative prompt」欄にカンマ区切りで入力するだけです。ComfyUIの場合は、KSamplerノードのnegativeに接続されたCLIP Text Encodeノードに入力します。
特定のタグを強く効かせたいときは、丸括弧の強調構文が使えます。
(worst quality:1.4), (bad hands:1.2), watermark
「(タグ:数値)」で重みを指定でき、1.0が標準、1.4前後が実用上の上限の目安です。上げすぎると画像全体が破綻するので、1.1〜1.4の範囲で微調整しましょう。
NovelAI V4.5のUndesired Contentと負の強調
NovelAI V4.5では、画面下部の「Undesired Content」欄がネガティブプロンプトに相当します。さらにV4以降では負の強調記法が追加され、メインプロンプト内でも「-1::タグ::」のようにマイナスの重みを付けることで、その要素を遠ざけられるようになりました。「Undesired Contentに入れるほどではないが、少し抑えたい」要素のコントロールに便利です。
1girl, smile, -1::blush::, -0.5::open mouth::
Midjourneyは–noパラメータ
Midjourney(現行V7以降)には専用の入力欄がなく、プロンプト末尾に「–no」パラメータを付けて指定します。複数の要素はカンマで区切ります。
a beautiful garden --no text, watermark, people
注意点として、プロンプト本文に「no people」のように書くと、Midjourneyは「people」という単語に反応して逆に人を描いてしまうことがあります。除外したい要素は本文に書かず、必ず–noにまとめるのが鉄則です。
EasyNegativeはSDXL系では使えない?embeddingの現在
かつて「入れるだけで品質が上がる」と定番だったEasyNegativeは、SD1.5世代向けに作られたembedding(Textual Inversion)です。embeddingはモデルのテキストエンコーダに依存するため、エンコーダ構造が異なるSDXL系(Pony/Illustrious/NoobAI)ではそのまま使えません。無理に読み込んでもエラーになるか、効果が出ないだけです。
SDXL系では、embeddingに頼らず前述の品質タグセットを使うのが現在の主流です。SDXL対応を謳うネガティブ用embeddingも配布されていますが、導入する場合は対応モデルの世代を必ず確認してください。embeddingファイルの入手先としては、CivitaiやHugging Faceが定番です。
効かないときのチェックリスト
「ネガティブプロンプトを入れたのに効かない」ときは、以下を上から順に確認してみてください。
- FLUXなどCFG=1系モデルを使っていないか:仕様上ほぼ効きません。ポジティブ側で表現しましょう。
- CFGスケールが低すぎないか:CFGが低いとネガティブの補正も弱まります。モデル推奨値(SDXL系なら5〜7程度)に戻しましょう。
- ポジティブと矛盾していないか:ポジティブに「detailed background」、ネガティブに「background」のような綱引き状態は不安定になります。
- スペルミス・区切りミスがないか:カンマ抜けや綴り間違いは意外と多い原因です。
- モデル世代に合ったタグか:SD1.5向けembeddingをSDXLで使っていないか、Pony系のスコアタグを他モデルで使っていないか確認しましょう。
- 入れすぎていないか:タグが多すぎると1語あたりの影響が薄まり、画風も痩せます。一度半分に減らして比較してみてください。
- 強調の重みを調整したか:どうしても消えない要素は(タグ:1.3)前後まで強調してみましょう。
それでも改善しない場合は、シードを変えて複数枚生成し、傾向を見ながら1タグずつ増減させるのが確実です。ネガティブプロンプトは「一発で決める」ものではなく、「試行錯誤で育てる」ものと考えましょう。
ローカル生成が重い人へ:クラウドGPUという選択肢
SDXL系モデルで快適に試行錯誤するには、VRAM 8GB以上のGPUが実質的な最低ラインです。「ネガティブプロンプトの比較検証をしたいのに、1枚の生成に何分もかかる」という状態では、せっかくのテンプレも活かしきれません。
手元のPCスペックが足りない場合は、ブラウザからGPU環境を借りて画像生成できるクラウドGPUサービスを検討する価値があります。高価なグラボを買う前に、月額課金で使い勝手を試せるのがメリットです。
本格的にローカル環境を組みたい方は、RTX搭載グラボへの投資も選択肢です。生成速度が上がると試行回数が増え、プロンプト調整の上達も早くなります。
FAQ:ネガティブプロンプトのよくある質問
ネガティブプロンプトは長いほど効果的?
いいえ。長ければ良いというのは旧世代の名残です。タグを詰め込みすぎると1語あたりの効きが薄まるうえ、画風が硬くなったり多様性が失われたりする副作用があります。特にNovelAI V4.5やIllustrious系の新しいモデルでは、15〜20語程度のシンプルなセットのほうが良い結果になることが多いです。
モデルごとに変えるべき?
はい、変えるべきです。SD1.5系の強調構文、Pony系のスコアタグ、NovelAIのUndesired Contentプリセットは、それぞれのモデルの学習方法に最適化されたものです。使い回すと効果がないだけでなく、悪影響が出ることもあります。迷ったらモデル配布ページの推奨設定を最優先にしてください。
ポジティブプロンプトとどちらを先に調整すべき?
ポジティブが先です。ネガティブプロンプトはあくまで補正であり、画像の骨格を決めるのはポジティブプロンプトです。まず描きたいものを正確に記述し、それでも出てしまうノイズをネガティブで削る、という順番が上達の近道です。ポジティブ側の書き方は呪文(プロンプト)まとめ記事で詳しく解説しています。
まとめ:2026年のネガティブプロンプトは「モデル別・少数精鋭」
最後に本記事の要点をまとめます。
- ネガティブプロンプトは「描いてほしくないもの」を指定する仕組みで、CFGの値と効き具合が連動する
- FLUXなどCFG=1系の最新モデルでは標準設定でほぼ効かないため、基本的に使わない
- SDXL系(Pony/Illustrious/NoobAI)・NovelAI V4.5・Midjourney V7で、それぞれ定番セットと記法が異なる
- EasyNegativeはSD1.5世代のembeddingで、SDXL系ではそのまま使えない
- 長文詰め込みより、目的に合わせた少数精鋭のタグ選びが2026年の主流
ネガティブプロンプトは「守り」の呪文ですが、使いこなせば作品の完成度が一段上がります。まずは本記事の汎用セットをコピペして、そこから自分の作風に合わせて育てていってください。
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