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【エラー】Automatic1111で画像が生成できないときの対処方法

こんにちは、画像生成AIでひたすら猫のイラストを生成している じょじお(@jojio‗illust)です。

Stable Diffusion WebUI Automatic1111を利用中に下記のエラーが出ましたので共有します。

▲AI画像の大量ファイルをプロンプトと一緒に簡単に整理する方法はこちら。

素材に関連する英単語100個以上まとめました。

すべてのプロンプト関連記事はこちらにまとめています。

▲Midjourneyユーザー向け。専用Discordサーバーを作って画像生成作業を効率化する方法。

目次

エラーが出て画像生成ができない。

エラー発生のタイミング

Stable Diffusion WebUI Automatic1111で、モデルを設置し画像を生成しようとしたところ、画像が生成できない。

バックグラウンドのコマンドプロンプト画面を見たところ、いつもとは違うエラーっぽい注意メッセージのログがでていた。

特定のモデルでのみ発生する。(prunedのfp16という軽量版のモデル)

エラー内容:modules.devices.NansException

エラー文は下記です。

modules.devices.NansException: A tensor with all NaNs was produced in Unet. This could be either because there’s not enough precision to represent the picture, or because your video card does not support half type. Try setting the “Upcast cross attention layer to float32” option in Settings > Stable Diffusion or using the –no-half commandline argument to fix this. Use –disable-nan-check commandline argument to disable this check.

エラー内容

エラー文の翻訳は下記です。

modules.devices.NansException:

Unetで全てのNaNを持つTensorが生成されました。これは、画像を表現するのに十分な精度がないか、ビデオカードがハーフタイプをサポートしていないかのどちらかである可能性があります。

「設定>Stable Diffusion」の「アップキャストクロスアテンションレイヤーをfloat32にする」オプションを設定するか、–no-halfコマンドライン引数を使用して、この問題を解決してみてください。このチェックを無効にするには、-disable-nan-check コマンドライン引数を使用します。

エラー内容の翻訳

エラー対処方法

エラーを翻訳してみると、設定変更によって回避できる可能性があるとのことなのでやってみます。

結論から言うと、わたしはこの設定変更で回避できました。

方法は下記です。

▲「Settings」をクリックし左側の「Stable Diffusion」をクリックします。

▲「Upcast cross attention layer to float32」にチェックを入れます。

▲設定を変更したら画面上部の「Apply settings」ボタンをクリックして設定を反映させましょう。

確認方法

もう一度画像生成を実行してみたところ、問題なく生成できた。

じょじお

よくわからないですが、多分、私のPCのグラボが単精度のファイル(prunedのfp16)に対応していないらしく、この設定を有効化することで、それがうまいこと解消されるって解釈しました。

▲画像生成AIの画像管理術みつけました。

まとめ

以上、Stable Diffusion WebUI Automatic1111のエラーと対処方法について紹介しました。

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