midjourney(ミッドジャーニー)有料プランへの加入方法!

こんにちは、AI画像生成を楽しんでいるじょじお(jojio_illust)です。
以前の記事でmidjourney(ミッドジャーニー)を無料トライアルの利用方法について紹介しました。
▼無料トライアルの利用方法はこちら
Midjourneyの基本的な使い方解説。AIでいろいろなピカチュウ描いてみた。
今回の記事では、有料プランへの加入方法とボットと1対1で会話しながら画像生成する方法についてご紹介します。
有料プランへのアップグレードをご検討されている方の参考になれば幸いです。
midjourney(ミッドジャーニー)のトライアルユーザーと有料プランの違い
有料プランは、生成できる画像数が多い。
midjourney(ミッドジャーニー)のトライアルユーザーは、画像の生成時間に制限があります。
生成時間のリミットを終えたあとも画像生成を続ける場合は、有料プランのいずれかに加入しましょう。
有料プランは、Midjourneyの共有サーバーを介さずに1対1のチャンネル(DM)で画像を生成できる。
Midjourneyのトライアルプランでは、画像生成を、Midjourneyサーバーの中の専用チャンネルで行う必要がありました。
専用チャンネルでは、不特定多数のユーザーと共有された環境なので、自分以外のチャットログが大量に流れて画像生成には集中しづらい環境です。
いっぽう、有料プランではMidjourneyボットとDMのやりとりで画像生成を行うことができます。DMは、1対1の専用チャンネルですので、自分以外のチャットログが流れることなく快適に作業ができます。
有料プランは、商用利用ができる。
トライアルユーザーは、生成した画像の利用に制限があります。NFTでの販売など商用利用を目的とする場合は、有料プランの登録が必要です。
- 無料トライアルユーザーが生成した画像
- クリエイティブコモンズ by-nc 4.0ライセンスの範囲内で利用可能
- 有料プランユーザーが生成した画像
- ユーザーが権利を持つ。
ライセンスの詳細は、下記の公式ドキュメントや、Midjourneyの創始者David Holzさんのインタビューなどを参考にしてください。
Terms of Service – Midjourney(ミッドジャーニー)
https://midjourney.gitbook.io/docs/terms-of-service
Midjourney(ミッドジャーニー)創設者 david_holz さんのインタビュー
https://www.theregister.com/2022/08/01/david_holz_midjourney/
midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランの詳細
3つのプランがある。
現在、Midjourneyには3つのプランがあります。
- Basicプラン
- Standardプラン
- Proプラン
12月中旬に料金のプランの改定がありました。最上位プランにProプランという新しいプランが追加されました。(エンタープライズプランは消えた?)
basic | standard | pro | |
---|---|---|---|
料金(月額) | 10ドル | 30ドル | 60ドル |
機能 | Limited generations (~200 / month) General commercial terms Access to member gallery Optional credit top ups | 15h Fast generations Unlimited Relaxed generations General commercial terms Access to member gallery Optional credit top ups | 30h Fast generations Unlimited Relaxed generations General commercial terms Access to member gallery Optional credit top ups Stealth image generation |
プラン比較。筆者のおすすめのプランは「Relaxモード」が使えるStandardプラン
プラン変更はいつでもできるので、まずは最安プランをお試しで使ってみると良いかと個人的には思います。
ですが、夢中になるとあっというまにFast時間を消費してしまいます。
筆者の場合は、仕事の合間にPCでも操作を行い、外出時はスマホでも操作を行っていました。これくらい生成を頻繁に行うと5日間でBasicプランの上限を使いきってしまい、翌月まで画像生成ができない状態になってしまいました。
一方で、Standardプラン以上は、Relaxモードという速度制限付きで無限に画像生成できるモードがあります。大量に画像生成を行う場合は、Relaxモードを利用できるStandardプランがコスパが良いのでおすすめです。
また、プロンプトを非公開にしたい場合は、Proプランにする必要があります。
プランの比較とおすすめ
- そこまで画像生成をしない方
- Basicプラン
- 画像をいっぱい生成したい方
- Relaxモードが利用できるStandardプラン以上がおすすめ。
- プロンプトを非公開にしたい方、画像をFastモードで生成しまくりたい方
- Proプラン
年割りがお得。
有料プランのいずれも、「月払い」と「年払い」が選べます。
そして、年払いは「年割り(20%OFF)」が適用されます。1年以上継続して利用する場合は、お得に利用できますので年払いを検討すると良いでしょう。
有料プランの加入にはクレジットカードが必要
現在、有料プランの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
(以前は、Paypalも利用できたけど、できなくなった?)
Midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランへの登録手順
midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランへの登録方法について解説します。

フリートライアルで付与されたクレジットを使い切ると、上の画像のようなメッセージが表示されます。
Your free trial has come to an end. Please consider subscribing to one of our plans.
この後も使いたい場合は、次のステップを参考に有料プランに加入しましょう。

▲newcomerルームのどこでもよいのでチャットに「/subscribe」と入力してエンターキーを押します。
このコマンドの送信と実行結果は、他のユーザーには見えないので安心してください。

▲「Open subscription page」というボタンが表示されたメッセージがbotから送られてきます。「Open subscription page」ボタンをクリックします。

▲ボタンをクリックするとブラウザが開き上図のような「Purchase a Subscription Page」に飛びます。
お好きなプランのSubscribeボタンをクリックします。
クレジットカード情報を入力して支払いを完了させましょう。

▲支払いが完了すると図のようにメールで領収証が届きます。
支払い完了後は即座にプランの適用が反映されますので、すぐに画像生成を行うことができました。
なお、有料プランユーザーはMidjourneyボットと1対1での画像生成が可能になります。
1対1での生成方法は次の項で紹介しています。
Midjourney botにDMを送ってみよう。
有料プランユーザーは、ボットとDMで直接会話できます。
手順は下記です。手順で使用した画像はすべてPCによる操作ですが、スマホでも同様の操作が可能です。

▲Midjourneyサーバーのどのチャンネルでも良いので、「Midjourney Bot」から自動送信されているメッセージをクリックしボットのプロフィール画面を開きます。

▲適当に空メッセージを送信します。
ここで送るメッセージは、他人のチャットログには表示されませんので適当で大丈夫です。

▲Discordのダイレクトメッセージの履歴に「Midjourney Bot」が追加されます。
以後はここから画像生成を行うことができます。
Relaxモードについて
Standard以上のプランは、Relaxモードが利用できます。
Relaxモードとは?
Relaxモードは、通常よりも画像生成時間は遅くなりますが、Fast Hourを消費しません。
Relaxモードはこんなときに使える
- いざという時のためにFast Hourを節約したい時
- そんなに急いでいない時
- Fast Hourを使い切ってしまった時
Fast hourの残り時間を確認する方法
残りのFast hourを確認するには「Infoコマンド」を使います。

▲Fast-time Remainingに、Fast Hourの残り時間が記載されています。上図は0.00Hour(0.00%)と表示されていますので、Fast Hourを使いきってしまっていることがわかります。
Relaxモード・Fastモードの切り替え方法は?

▲/Relaxコマンドを送信します。

Done! Your jobs now do not consume fast-hours, but might take a little longer. You can always switch back with /fast
和訳:完了しました。これであなたの仕事はfast-hoursを消費しなくなりましたが、少し時間がかかるかもしれません。いつでも /fast で元に戻せます。

/fastコマンドを使うことでもう一度fastモードに切り替えることができます。
Relaxモードの生成時間は?
Relaxモードでオーダーされたジョブは、サーバーの空き時間に自動処理されます。このため、処理時間はまちまちです。筆者の体感ではおよそ3分~6分程度です。
プロンプト送信から画像生成開始までの待機時間
- Fastモード:1分程度(即時的に処理される)
- Relaxモード:3分~6分程度
少し時間がかかりますので、プロンプト送信後は何か別の作業を挟み、あと出力結果果を確認するという流れになるかと思います。
筆者は今のところ10分待った経験はありません。もし、15程度待っても処理が開始されない場合は念の為に再度プロンプトを送信しておくと良いでしょう。(稀にエラーが発生してずっとジョブが実行されないことがあるので。)
fast hourを使い切った場合どうなる?(Fast hourクレジットの購入方法)
Fast hourを使い切ると、下図のような通知メッセージが画像生成の時に表示されます。
一番左の「Relax」というボタンを押せば、少し生成時間は遅くなりますがRelaxモードで継続して画像生成を行うことができます。(上述したようにBasicプランではRelaxモードは利用できません)

「Fastモード」を継続したい場合は、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル分のFast hourを追加購入することができます。

▲10ドル分のFast-Hourを買ってみたところ上のようなメッセージが表示されました。10ドル分を使いきった時にまた通知がくるようです。
Midjourney 有料プランの注意点
DMでのやりとりは、プロンプトは非公開にできているわけではない。
有料プランユーザーは、midjourney(ミッドジャーニー)ボットと1対1で会話を行い画像生成を行えるとお伝えしましたが、これはプロンプトを完全非公開にできるという意味とは違います。
というのも、midjourney(ミッドジャーニー)で生成した画像はmidjourney(ミッドジャーニー)のサーバーに自動アップロードされ、Showcaseから誰でもプロンプト付きで閲覧可能だからです。
プロンプトを非公開にする方法は?Privateコマンドを使う。
midjourney(ミッドジャーニー)でプロンプトを非公開にするには、「private(プライベート)モード」をオンにする必要があります。
プライベートモードを利用できるのは、現在、Pro Planのみです。(2022年12月23日時点)
ボットにDMで、「/private」コマンドを送信することでプライベートモードのオンオフができます。
もし、privateモードの導入を検討されている方は、上記コマンド実行で必要なプランへの切り替えへの案内がでますのでご覧になってみるとよいでしょう。
midjourney(ミッドジャーニー)の有料プランをもっと便利に使おう!!
有料プランに加入したら、Discordに自分だけのサーバーを作り、チャンネルで情報管理すると効率的に作業できて便利です。
理由や方法は下記で紹介していますので、是非ご覧ください。

まとめ
以上、Midjourneyの有料プランの加入方法について解説しました。

▲ミッドジャーニーの公式ヘルプを日本語訳付きで網羅的に解説した電子書籍。英語でドキュメント読むのが面倒な人におすすめ。
▲プロンプト付きの画像集。Photorealistic系、アート系の画像が多く、漫画テイストのイラスト系は少ないです。

▲全編英語のプロンプト付きの画像集。Photorealistic系、アート系の画像が多く、漫画テイストのイラスト系は少ないです。色々な画像のスタイルの比較画像がありボリュームも多い。
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