【画像生成AI】AIイラストのプロンプトの情報を紹介しているサイトまとめ
こんにちは。画像生成AIを楽しんでいるじょじお(@jojio_illust)です。
急速な進化を続ける画像生成AIの世界では、良質な画像を生産できるプロンプトが、突如としてゴミプロンプトになってしまうということが起こり得ます。
そういった進化に追いつくために、私達ユーザーは常にプロンプトの研究を続けなければいけません。
そこで、この記事ではプロンプトを研究する上での情報収集に有益なサイト・コミュニティ・Twitterユーザー・方法などについてまとめました。是非チェックしてみてください。
筆者は、Midjourney(ミッドジャーニー)をメインで使うユーザーのためMidjourneyの情報を中心に紹介していますが、Dalle2やStable diffusion、NovelAIなどその他画像生成AIツールでも共通して利用できるものも多くあると思います。
まずは公式ドキュメントを確認しましょう!
まず重要となるのは、公式サイトの情報です。
Midjourney(ミッドジャーニー)公式ヘルプ
midjourney公式のヘルプです。
今のところ日本語に対応しておらず、英語のドキュメントなのでわかりにくいところもあるかと思いますが、仕様や規約については公式情報を一番に確認するのが確実です。
【画像生成AI】プロンプトの参考になるサイトまとめ
ここからは、画像生成AIのプロンプトのヒントを得ることができるWebサイトを紹介します。
Midjourney(ミッドジャーニー)公式Showcase
「Midjourney(ミッドジャーニー)公式Showcase」は、Midjourney 公式サイトの機能のひとつです。
midjourneyで作成された画像は、自動的にMidjourneyの公式サイトで公開されます。
他のユーザーが作成した画像も一部プロンプト付きでみることができますので、プロンプトのアイデアを得るのに最適です。ランキング別にみても楽しい。
Midjourney(ミッドジャーニー)公式Showcaseの特徴
- Midjourneyユーザーならまずはここを見よう。にじジャーニーの画像も区別なくここに公開されています。
https://www.midjourney.com/showcase/recent/
Midjourney Styles and Keywords Reference
Midjourney Styles and Keywords Referenceは、有志の方によって作成されたMidjourneyの非公式リファレンスです。
スフィアの画が、各ワードによってどのような変化をもたらすのかを、実行結果の画像とともに詳細にまとめられています。
Midjourneyのヴァージョン別にみることもできて、公式リファレンスと間違うくらい幅広くまとめられていて情報量もすごいです。
Midjourney Styles and Keywords Referenceの特徴
- Midjourneyユーザー向けのリレファレンス・ワードヒント集。
- 情報量がめちゃめちゃ多い。
https://github.com/willwulfken/MidJourney-Styles-and-Keywords-Reference
KREA
KREAは、AIが生成した画像とプロンプトのデータベースです。
Stable Diffusionで生成された画像からプロンプトのヒントを得ることができます。
気に入った画像は、コレクションという機能(ブックマークのような機能)を使うと、あとから見返す時に便利です。
将来的にKREAのデータはAPI経由でアクセスできるようになるようです。
KREAの特徴
- Stable diffusionの画像とプロンプトのデータベース。
- コレクション機能
- フォトリアリスティック・アート系の画像が多い。
- 検索機能
使い方はGigazineの記事が参考になりました。
The AI ART.com
The AI ART.comは、midjourneyとStable deffusionユーザー向けに、プロンプトによく利用されるワードが見やすくまとめられています。
The AI ART.comの特徴
- Stable diffusionの画像とプロンプトのデータベース。
- コレクション機能
- フォトリアリスティック・アート系の画像が多い。
- 検索機能
https://www.the-ai-art.com/modifiers
AiTuts Prompts
AiTuts Promptsは、midjourneyのプロンプトがカテゴリ別にまとめられています。
無料でダウンロードできるPDF形式のプロンプトブックも参考になります。
AI Tuts Promptsの特徴
- Midjourney 向けのプロンプト公開サイト。
- 洗練された画像が多いが、情報量は少な目。
- フォトリアリスティック・アート系の画像が多い。
lexica
Lexicaは、Stable diffusionの画像とプロンプトのセットを見ることができます。
プロンプトは、ワード単位にリンクになっていて、ワードをクリックするとそのワードを使って生成された画像を一覧することができます。
Lexicaの特徴
- Stable diffusionの画像とプロンプトのデータベース。
- フォトリアリスティック・アート系の画像が多い。
- 検索機能
PromptStream
日本人の方が開発をすすめるプロンプトまとめサイトです。
Twitterで投稿されたプロンプトALTタグ付き画像を収集してまとめているようです。
Twitterのタグ検索もできます。例えばMidjourneyで生成された画像を表示したい場合は、Hashtagに「Midjourney」と入力すると、#MidjourneyのタグがついたAlt付き投稿を表示することができます。
Chat GPT
Chat GPTは、自然な会話ができるAIです。ネットの莫大な情報をインプットしているため様々な問題解決のヒントを得ることができるため、画像生成AIのプロンプト作成にも使う方をよく見かけます。
英語翻訳として使ったり、複数のサンプルをもらったりするなど、アイデア次第で様々な使い方ができます。
Chat GPTの使い方の例
下記は、Chat GPTを使って画像生成のヒントを得るための質問と回答の例です。
- 画像生成AIのプロンプトに使えるキャラクターの顔の表情に影響を与える言葉をなるべくたくさん英語で教えて。日本語訳も付けてほしい。
-
下記はChat GPTの回答
- “smile” (笑顔)
- “frown” (不機嫌な顔)
- “grin” (にっこり)
- “sneer” (にやり)
- “scowl” (怒った顔)
- “grimace” (ぎょっとする顔)
- “pout” (ぷっくりとした口)
- “laugh” (笑う)
- “crying” (泣いている)
- “laughing” (笑っている)
- “tears” (涙)
- “fear” (恐れ)
- “anger” (怒り)
- “disgust” (嫌悪)
- “sadness” (悲しみ)
- “joy” (喜び)
- “surprise” (驚き)
- “excitement” (興奮)
- “happiness” (幸せ)
- “contentment” (満足)
- “boredom” (退屈)
- “confusion” (困惑)
- “anxiety” (不安)
- “nervousness” (緊張)
- “relaxed” (リラックス)
- “calm” (落ち着いた)
- “peaceful” (平和)
Please note that this list is not exhaustive and there may be other words that can affect a character’s facial expression in an image generation prompt.Regenerate response
- 日本の「こたつ」は、Stable Diffusionのプロンプトでは何と表現すればよいでしょうか?
-
下記はChat GPTの回答
In a prompt for an image generation model such as DALL-E or GPT-3, you can use the English term “kotatsu” to refer to the Japanese heating table.
It is common to use English words for technical or specific terms in image generation prompt.訳:
DALL-EやGPT-3などの画像生成モデルのプロンプトでは、日本の加熱テーブルを指す言葉として、英語の「kotatsu」を使うことができる。
画像生成のプロンプトでは、専門用語や特殊な用語には英単語を使うのが一般的です。
Stable Diffusion Prompting Cheatsheet
海外の方が作成したStable Diffusion 用のプロンプトチートシートです。
https://moritz.pm/posts/parameters
英語版Googleで検索する。
自分の求めるプロンプトのヒントになる情報がない場合は、ネットで検索することも重要です。
プロンプトの情報は英語の情報の方が圧倒的に多いため英語で検索すると良いでしょう。
英語で検索する際は、Google USAにアクセスしてから検索することをおすすめします。
理由は、日本版Googleで英語検索する場合とGoogle USAで英語検索する場合では検索結果が異なり、Google USA版の検索結果の方が圧倒的にヒット数が多いからです。
【画像生成AI】プロンプトの参考になるコミュニティ・Discordサーバー
プロンプトについて、ユーザー同士で質問・議論を行えるコミュニティもあります。
前述したWebサイトの中には、無料のDiscordサーバーを開設しているところもあります。
Midjourney(ミッドジャーニー)公式Discordサーバー
midjourney(ミッドジャーニー)公式のDiscordサーバーでは、画像生成チャンネル(General Image Gen)ではユーザーが画像生成している様子を見ることがでできますし、prompt-faqsチャンネルには多くのTipsが紹介されています。
他にも多くのチャンネルがあり、ユーザーとコミュニケーションを取りながら様々なプロンプトについてのヒントを得ることができます。
https://discord.com/invite/midjourney
AI ART Community
AI ART Communityは、AI ART Communityが運営するDiscordサーバー上のコミュニティです。
海外の方を中心に6000人以上の方が参加しています。コミュニケーションは英語です。
Midjourney ユーザーが多めです。
参加はAI ART CommunityのTwitterプロフィールにあるリンクからどうぞ。
AIイラストと技術のDiscord サーバー:A.I.Lab
A.I.Labは、teftefさんが運営するAIイラストのコミュニティです。
Midjourney ・Stable Diffusion・Novel AIなどの日本人ユーザーが中心なので日本語でコミュニケーションをとることができます。
参加はteftefさんのTwitterプロフィールから。
【画像生成AI】プロンプトをTwitterで発信している人をフォローする。
画像生成AIの プロンプトをTwitter上で公開してくださっている方も多くいらっしゃいます。そういった方をフォローしておくと、新しいヒントを得ることができます。
下記の記事で紹介しています。
> Twitterで画像生成AIのプロンプトを公開しているまとめ
【画像生成AI】関連の書籍
画像生成AIの書籍も見かけるようになりました。
▲CGWORLD2023年1月号では、AI画像の記事が特集されていました。著作権などについて詳しくかかれています。
▲AI絵をクリエーターが活用するヒントについて書かれています。
Midjourney ・にじジャーニー関連の書籍一覧はこちら(Amazonに飛びます)
【画像生成AI】プロンプト作成を補助するツール
画像生成のプロンプト作成を補助するツールも見かけるようになりました。
下記の記事でまとめています。
まとめ
以上、プロンプトの情報源として使えるサイト・サービスを紹介しました。
このほかにもありましたらコメント欄から教えてください!
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