Stable DiffusionのPCのベンチマーク公開します(G-tune)
こんにちは、画像生成AIでひたすら猫のイラストを生成している じょじお(@jojio‗illust)です。
Stable DiffusionのAI画像生成用にマウスコンピュータのG-Tuneを購入しましたのでレビューします。
Stable diffusionでAI画像を生成しようと考えている方の参考になれば幸いです。
▲AI画像の大量ファイルをプロンプトと一緒に簡単に整理する方法はこちら。
Stable Diffusionのプロンプトエンジニアリングの基本について理解したい方には、初心者向けのプロンプトガイドを作りましたのでそちらを見てください!
マウスコンピューターのG-tune
G-tuneとは?
G-tuneとは、マウスコンピュータが販売するゲーミングPCのブランドです。
▲こちらから他のモデルのスペックが確認できます。
マウスコンピューターのG-tuneのメリット
私は下記の点でG-tuneにしました。
完全国産
マウスコンピュータはほぼ国内生産です。
コスパがいい
同じ価格帯の他社製PCと比較した時に、スペックが良いです。
国内24時間サポート(電話・LINE)
マウスコンピュータは24時間対応の電話サポートを実施しています。LINEでのコミュニケーションも可能です。
Stable DiffusionのAI画像生成に求められるPCスペックをクリアしている。
私が選んだモデルは、Stable Diffusion WebUIを快適に使えるスペックを満たしていました。
下記の記事でStable Diffusion WebUIに必要なPCのスペックを紹介しています。
マウスコンピューター G-tuneのスペック
マウスコンピューター G-tuneには、いくつかのモデルがあります。
私が購入したG-tuneのモデル
私が購入したモデルです。
項目 | スペック |
OS | Windows11 Home Edition |
CPU | 12th Gen Intel(R) Core(TM) i7-12700 2.10 GHz |
内臓グラフィック | Intel(R) UHD Graphics 770 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060(12GB VRAM) |
RAM | 16.0 GB (15.8 GB 使用可能) |
ディスク容量 | 1TB(SSD) |
G-tuneのStable Diffusionの画像生成におすすめのモデル
Stable Diffusionの導入を考えると、グラフィックボード(GPU)はRTX3060搭載モデルが、コスパ面でおすすめです。
20万円代~
G-tuneの上位モデル
上位モデルは50万円代となるので、初心者がいきなり購入するにはハードルが高いです。
マウスコンピューター G-tuneのStable Diffusionの画像生成ベンチマークスコア
マウスコンピューター G-tuneで画像生成のベンチマークを取得しました。
ベンチマークにはハローアスカベンチマークという手法を使いました。
ハローアスカベンチマークは、Novel AIと同じ設定で画像生成を行って、画像生成速度を計測することで、画像生成速度の目安を知ることができる方法です。
画像を一枚生成するときの生成スピード
標準的な設定で画像生成を行った場合の画像生成スピードは、1枚につき4秒程度です。
画像 | 生成速度(秒) |
1枚x1 | 4.25 |
その他の画像生成スピード
Stable diffusion WebUIでは、複数の画像を同時に生成することができます。
ここでは同時生成時のスピードも取得しました。
バッチ数xバッチサイズ | 生成速度(秒) |
1枚x1 | 4.25 |
10枚x1 | 41.81 |
5枚x2 | 37.12 |
2枚x5 | 35.3 |
1枚x10 | 26.48 |
バッチ数は画像の連続生成回数、バッチサイズは並列処理をするサイズです。
バッチサイズ10でバッチサイズ1の場合、10枚の画像を連続で生成します。
バッチサイズ1でバッチサイズ10の場合、1枚の画像を10個同時生成します(並列処理)。
一般的な設定で10枚の画像を生成する場合、最速26.48秒程度でした。
ゲーミングベンチマーク
ゲーミングPCということでゲーム系のベンチマークも計測してみました。
この項ではベンチマーク計測ツール3Dmark で計測したデータを掲載します。3Dmark は世界で一番有名なベンチマーク計測ツールです。
ゲーム別平均フレームレート予想
下記はそれぞれのタイトルのゲームをプレイした場合の、平均フレームレート予測です。
フレームレートがいっぱいあるほど、映像がヌルヌル動きます。
ゲームタイトル | 1080pモニタ(1920 x 1080 — (Full HD)) |
Battlefield5 | 135+ |
APEX Legends | 140+ |
GTA 5 | 160+ |
Fortnite(フォートナイト) | 210+ |
Red Dead Redemption 2 | 100+ |
最もスピードを要求されるFPSゲームでも、60FPS以上あれば快適にゲームプレイができると言われいます。
つまり、マウスコンピューターG-tune(Core-i7 RTX3060 16GBメモリ)は、一般的なフルHDのモニタなら、ほとんどのゲームでヌルヌルした映像で遊べます。
2k以上のモニターを使う場合は、この表の数値よりもパフォーマンスが落ちるので注意してください。
▲こちらから他のモデルのスペックが確認できます。
ベンチマークスコア
ベンチマーク計測ツール3Dmark でも計測してみました。3Dmark は世界で一番有名なベンチマーク計測ツールです。
3ÐMarkのテスト項目 | スコア |
time spy score | 9205 |
Fire Strike | 21 248 |
Night raid | 59 054 |
▲こちらから他のモデルのスペックが確認できます。
まとめ
以上、マウスコンピューターG-tuneの画像生成AIのベンチマーク紹介でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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