【動画から動画生成】runway Gen1の使い方!!!
こんにちは、画像生成AIのプロンプトを研究している じょじお(@jojio‗illust)です。
この記事は、話題の動画から動画を生成できるrunway Gen1について試した記事です。
▲AI画像の大量ファイルをプロンプトと一緒に簡単に整理する方法はこちら。
Stable Diffusionのプロンプトエンジニアリングの基本について理解したい方には、初心者向けのプロンプトガイドを作りましたのでそちらを見てください!
runway Gen-1、Gen-2とは?(ランウェイ)
runwayとは?
runwayは、Stable Diffusionの開発にもかかわった企業です。その技術を使って動画生成AI「Gen-1、Gen-2」を開発していることで話題になっています。
runway Gen-1とGen-2とは?
runway Gen-1とGen-2は、runway社が開発する動画生成AIです。
Gen1とGen2の違い
Gen1とGen2の大きな違いはGen1が動画から動画を生成(Video-to-Video)できるのに対して、Gen-2はテキストや画像から動画を生成できるようです。
Gen1 | Gen2 | |
---|---|---|
公開日 | 2023年 | 2023年予定 |
テキストから動画生成(Text-to-Video) | × | 〇 |
Gen-2は開発中のため、現在利用できるのはGen1のみです。
runway Gen-1(ランウェイジェンワン)の使い方
runwayは無料で使える?
runway Gen1は無料で使うことができます。課金ユーザーになると、いくつかの制限を解除できます。
無料ユーザーの制限
無料ユーザーは下記の制限あります。
無料ユーザー | サブスクリプションユーザー | |
---|---|---|
作成できる動画の長さ | 4秒まで | 15秒 |
ウォーターマーク | あり | なし |
runway Gen-1の使い方
下記のリンクからRunwayにアクセスします。
▲「Video-to-Video」をクリックします。Video-to-Videoは、動画から動画を作成する機能です。
▲動画をアップロードします。
▲Style Reference(図①)で、動画のスタイルとパラメータを調整します。設定したら②でStyle Previewをクリックするとスタイルをプレビューできます。プレビューはクレジットは消費しないようです。
▲プレビューを4つ表示してくれるので、気に入ったものがあればGenerateをクリックすると動画が生成できます。ここでクレジット消費。気に入ったものがない場合は、スタイルを変更してみましょう。
スタイルの変更方法
スタイルは現在3つのいずれかから選択できます。
- テキストプロンプト:テキストでスタイルを指定します。例:chibi anime style
- プリセット:runwayで事前に用意されたプリセットから選択してスタイルを指定します。
- 画像:画像をアップロードして画像からスタイルを生成します。
パラメータ
一番重要なのは「Style Strength」かなぁと思います。
Style Strengthは、%の数字を小さくすると入力動画の雰囲気を残します。数字を大きくすると指定したStyleを忠実に再現しようとするため、入力動画の雰囲気から離れます。
その他にもシード値の固定などができるようです。
runway Gen-1で作成した動画
私も動画を作ってみましたので紹介します!
今回使用する動画
今回、下記の動画使用した動画ファイルは、下記のライセンスフリーの動画サイト「Videvo」の動画を使用しました。
- provided by Videvo, downloaded from www.videvo.net“
動画1:ink style
こちらはスタイルプリセットのink(インク)を指定して作成した動画です。
動画2:Clay anime style
こちらはスタイルプリセットeを指定して作成した動画です。
Gen-1に関しては、正直なところクオリティは微妙だなと思っちゃいました。Gen-2に期待です。
runway(ランウェイ)のその他の機能
runwayにはその他にも、AIテクノロジーを使った便利な機能がたくさんあります。
runwayでできること(機能一覧)
下記はrunwayの機能の一部です。
- Text to Image – 言葉だけで魅力的な画像を生成します。
- Image to Image – シンプルなテキストプロンプトで画像を無限に拡張します。
- Image Style Transfer – 任意の画像のスタイルと構図を瞬時にリミックスします。
- Video Editing – ビデオ編集の手間、繰り返し、時間を簡素化します。
- Video Effects – ビデオに驚くべき視覚効果を追加します。
- Audio Editing – オーディオ編集ツールでビデオの音質を向上させます。
- Motion Tracking – ビデオ内のオブジェクトの動きを追跡し、クリエイティブな効果を作成します。
- Green Screen – ビデオから背景を削除し、想像できる何でも置き換えます。
- Text Animation – テキストアニメーションをビデオに追加して、魅力的にします。
- Titles – ビデオ用のプロフェッショナルなタイトルを作成します。
- Transitions – ビデオクリップ間にスムーズなトランジションを追加します。
- Music – ビデオに音楽を追加して、感情的なインパクトを生み出します。
- Voiceovers – ナレーションや解説を追加するためにビデオのボイスオーバーを録音します。
- Collages – 写真やビデオから素晴らしいコラージュを作成します。
- Animations – Runwayの強力なアニメーションツールを使って、自分自身のアニメーションを作成します。
- Graphics – ビデオやプロジェクト用のカスタムグラフィックスを作成します。
- Text Generator – 異なるスタイルやフォントでテキストを生成します。
- Image Generator – 異なるスタイルや構図で画像を生成します。
- Video Generator – 異なるスタイルやエフェクトでビデオを生成します。
- Audio Generator – 異なるスタイルやエフェクトで音声を生成します。
- AI Model Training – 特定の主題やスタイルに合わせて独自のAIモデルをトレーニングします。
まとめ
以上、runwayについて紹介しました。
Gen-2はテキストから動画を生成できるので、より動画生成のハードルが低くなり身近になればいいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
この記事がお役に立てましたら、シェアボタンからシェアしていただけたら嬉しいです!
コメント