お手軽に美しいイラスト作成！スマホで使える画像生成AIアプリのおすすめ15選

こんにちは、画像生成AIのプロンプトを研究している じょじお（＠jojio‗illust）です。

技術進歩と画像生成AIにより、イラスト作成が容易になり、スマホ用のアプリで誰でも美しいアートを作れます。この記事では筆者の経験に基づき、スマホで使えるおすすめの画像生成AIアプリを紹介しており、アート初心者やSNSで面白い画像を投稿したい方には特に役立つ内容となっています。

PC版の画像生成AIについては下記の記事をご覧ください。

AIイラスト・画像生成ができるスマホアプリとは

AIイラスト・画像生成ができるスマホアプリは、AI（人工知能）技術を利用して、ユーザーが入力したテキストや画像に基づいてイラストや画像を自動生成するツールのことを指します。これらのツールは、深層学習や生成敵対ネットワーク（GANs）などの最先端技術を利用し、リアルタイムまたは高速でクリエイティブなビジュアルコンテンツを生成する能力を持っています。

AIへ送信する「文字」や「画像」のことをプロンプトと呼びます。

AIイラスト・AI画像生成ツールのメリット

AIイラスト・AI画像生成には次のようなメリットがあります。

• 時間節約: 従来の手描きイラストや画像作成プロセスに比べ、AIイラスト・画像生成ツールは瞬時に結果を提供し、時間と労力を大幅に節約することができます。
• 初心者でも簡単に美しいイラストや画像を生成可能: 特別な技術やスキルがなくても、ユーザーは簡単な操作でプロフェッショナルなレベルのイラストや画像を生成できるようになります。
• クリエイティブなインスピレーションの提供: AIが生成するユニークで美しいイラストや画像は、クリエイティブなインスピレーションを提供し、新しいアイデアを生み出す助けになることがあります。
• SNSでファンを集める: AIによって生成された個性的かつ魅力的なビジュアルコンテンツは、SNSプラットフォームでシェアすることにより、フォロワーやいいねを増やし、個人やブランドのオンラインプレゼンスを向上させることができます。

スマホアプリで使えるAIイラスト・AI画像生成ツール15選

では、おすすめのスマホアプリで使えるAIイラスト・AI画像生成ツールを厳選して紹介します。

Midjourney（ミッドジャーニー）

Midjourneyは、Discordという、LINEに似たチャットアプリ上で動作する画像生成AIサービスです。Discord上でのチャット感覚でプロンプトを送信することで、画像を生成することが可能です。

少ない単語で構成されたプロンプトでも、簡単にトップレベルの高品質な画像を生成できるため、このサービスは非常に人気があり、筆者にとってもお気に入りのサービスの一つです。

その画像の品質は、次々と新しく登場する画像生成アプリにおいても「Midjourneyのようだ」と比較されることが多く、画像生成AIの中でトップランクのサービスとなっています。

Discordはスマホアプリも提供しているため、それを利用することでスマホでも簡単にサービスを利用できます。さらに、現在は専用のスマホアプリ版の開発が進行中で、一部のサブスクリプションユーザーにはテスト版が配布されています。今後はGoogle PlayやApp Storeにもアプリが登場するでしょう。

• Midjourney
• Midjourneyの使い方

SeaArt（シーアート）

SeaArtは、Stable Diffusionを基盤に構築された、人気のAIイラスト生成サービスです。

SeaArtでは、Stable Diffusionの人気モデルを多数利用でき、利用可能なパラメーターも充実しており、機能も豊富で、本格的なイラスト生成を楽しみたい方にお勧めのサービスです。この特性から、コアなAIイラストファンの間で非常に高い人気を誇るWebサービスとなっています。

さらに、こちらのアプリ版はWeb版の機能を網羅しており、生成スピードも速いため、スマホでの画像生成AIとしてはおすすめの一つです。

Discord版コミュニティでは、ユーザー同士の意見交換や画像生成も可能です。

• SeaArt – Android版（Google Play）
• SeaArt PC版
• SeaArtの使い方

PixAi（ピクスエーアイ）

PixAIは、AI技術を活用してアニメ風のアートを楽しむことができるイラスト生成サービスです。特にアニメキャラクターの生成に優れており、日本語のUIが提供されているため、日本国内でも多くのユーザーに支持されています。

このサービスはStable DiffusionのLoRAを利用したモデル学習を容易に提供し、通常はハイスペックなマシンと専門知識が求められるモデル学習を、誰でも手軽に楽しむことができます。特に、”マーケット”と呼ばれる機能を通じて、ユーザーは自身の作成したモデルを他のユーザーと共有することができます。

さらに、動作はスムーズで、UIも直感的で使いやすいことが特徴です。

• PixAI – Android版（Google Play）
• PixAI – iPhone（App Store）
• PixAI – PC版

Leonardo.ai（レオナルドエーアイ）

Leonardo.aiは、Midjourney風の高品質な画像を生成できる画像生成AIです。

Stable Diffusionを基盤にしており、Stable Diffusionのパラメーターや人気モデルを利用することができます。本格的な画像生成を志向する方にお勧めです。

アニメ風のイラストよりもアートスタイルのイラストを生成したい人に人気のような気がします。

UIとプロンプトは日本語に対応していません。

• Leonardo.ai – iPhone版（App Storee）
• Leonardo.ai – PC版
• Leonardo.ai の使い方

Tensor Art（テンサーアート・テンソルアート）

Tensor Artは、Midjourney風の高品質な画像を生成できる画像生成AIです。

1日100枚まで無料で生成できます。UIは日本語に対応していますが、プロンプトは日本語に対応していません。

Stable Diffusionを基盤にしており、Stable Diffusionのパラメーターや人気モデルを利用することができます。本格的な画像生成を志向する方にお勧めです。

• Tensor Art – iPhone版（App Store）
• Tensor Art ‐ PC版
• Tensor Artの使い方

Maze.Guru（メイズ・グルー）

• Maze.Guru – Android版（Google Play）
• Maze.Guru – iPhone版（App Store）
• Maze.Guru – PC版

YoDayo（ヨダヨ）

YoDayoはアニメファンとVTuberのための画像生成AIメーカーと記載があります。Stable DiffusionのAnythingやDreamShaperといった人気モデルで画像の生成ができます。NSFWには寛容なようです。

UIとプロンプトは英語にのみ対応

• YoDayo – iPhone版（App Store）
• YoDayo – PC版

ClipDrop（クリップドロップ）

ClipDropは、StabilityAI社が開発を進めている画像編集支援サービスです。

このサービスは、背景の交換、背景の削除、インペインティング、AIによるアップスケーリングなど、多くの便利な機能を提供しています。その中で、Stable Diffusionの最新バージョンであるSDXLを利用した画像生成機能があります。

画像生成機能は簡易バージョンであり、細かいパラメータの調整はできませんが、Stable Diffusionの最新の高品質な画像生成を簡単に楽しむことができます。

また、インペインティングやAIアップスケーリングといった機能は、他のAI画像生成ツールで作成した画像にも適用可能であり、画像編集作業を大いに助けてくれます。筆者自身もこれらの機能を頻繁に利用しており、大変便利だと感じています。

• ClipDrop – Android版（Google Play）
• ClipDrop – iPhone版（App Store）
• ClipCrop – PC版

Bing（Bing Image Creator）

Bing Image Creatorは、MicrosoftのBingに組み込まれている画像生成機能であり、その技術の基盤としてOpenAI社のDall-E2が使用されています。スマホでは、Bingアプリを通じて画像生成を行うことができます。

この機能は誰でも無料で無制限に利用することが可能で、手軽に画像生成を楽しむことができるため、初心者におすすめです。ただし、生成された画像にはウォーターマーク（透かし）が自動的に付与され、商用利用は許可されていません。

• Bing – Android版（Google Play）
• Bing – iPhone版（App Store）
• Bing Image Creatorの使い方

Starryai（スターリーエーアイ）

Starryaiは、シンプルなUIを特徴とするAIイラストジェネレーターサービスです。

このサービスはWeb版を提供しており、スマホ版とWeb版は同期して利用することができます。X（旧Twitter）で検索してみましたが、日本人ユーザーは少ないようです。UIはシンプルで初心者にも使いやすい印象を持ちますが、日本語はサポートされていません。プロフィールにはURLリンクを設定することができ、ブログをお持ちの方はリンク効果を期待できるかもしれません。

Starryaiは、1000を超えるスタイルが提供されています。

• Starryai – Android版（Google Play）
• Starryai – iPhone版（App Store）
• Starryai PC版

AIピカソ（AI Picasso）

日本のサービスで、スマホアプリ「AIピカソ」は、人気フリー画像素材サイト「いらすとや」とのコラボレーションを実現し、画像生成AIとして多くの話題を呼んでいます。いらすとやファンの方にはおすすめのアプリです。

自分の顔からAIアバターを作成する機能もあります。

• AIピカソ ‐ Android版（Google Play）
• AIピカソ – iPhone版（App Store）

Dream by WOMBO（ドリーム バイ ウォンボ）

Dream by WOMBOは、独自にカスタマイズされたモデルを用いて、簡単にAIイラストを生成できるスマホアプリです。無料で利用することもできますが、無料版では生成した画像にウォーターマーク（透かし）が入り、利用可能なモデルも限定されます。

スマホアプリとして比較的認知度が高いという理由で紹介していますが、個人的にはコスパ面でおススメ度は低いです。

• Dream by WOMBO – Android版（Google Play）
• Dream by WOMBO – iPhone版（App store）

LINEで利用できる画像生成AI

お絵描きばりぐっどくん

「お絵描きばりぐっどくん」は、LINEプラットフォーム上で利用可能なAIイラスト生成アプリケーションとして、多くのユーザーから支持を受けています。このアプリケーションは、特にユーザー登録者数においてトップクラスの人気を誇り、その使い勝手の良さとアクセスの簡便さが評価されています。

内部的には「Stable Diffusion」を利用しており、ユーザーは日本語のシンプルなプロンプトを使って、AIイラストを生成することができます。

「お絵描きばりぐっどくん」は古くから存在するアプリで、そのためユーザー数も多いです。

お絵描きばりぐっどくん

モウソウメイカー

モウソウメイカーはLINE上で利用できるAIお絵描きツールで、簡単な日本語プロンプトを使ってフォトリアリスティックなアジア人女性のイラストを生成できます。無料で5枚まで生成可能で、ファインチューニングされたモデルを利用して写真のようなAI美女を作成できます。

モウソウメイカー

AIイラストくん

「AIイラストくん」はLINEアプリ上のボットアプリケーションで、3つのスタイル（イラスト、人物、風景）から画像生成が可能です。以前は招待制でしたが、最近一般公開され、無料で利用可能に。ただし、無料ユーザーは1日3枚までの制限があります。

AIイラストくん

AIイラスト・AI画像を生成するには？

スマホアプリでAIイラスト・AI画像を生成するには、画像生成AI特有のプロンプトやパラメーターに慣れる必要があります。当ブログではいくつか解説記事を出していますので参考になさってください。

AIイラスト・AI画像を生成するアプリのまとめ

スマホで使えるAIイラストジェネレーターをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

たくさんあるので下記に個人的な主観で、ユーザーのタイプ別にまとめます。

• 画像の品質にこだわりたい・難しいのが苦手な人
  • Midjourney
• 画像の品質にこだわりたい・パラメーターの微調整が苦手じゃない人
  • SeaArt
  • Tensor Art
  • PixAI.art
• 流行りのAI美女やりたい
  • SeaArt
  • Tensor Art
• 手軽にAI技術に触れたいライトユーザー
  • LINE系アプリ（モウソウメイカー、AIイラストくん、お絵描きばりぐっどくん）
  • Bing Image Creator
• 「いらすとや」が大好きな人
  • AIピカソ

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