【画像生成AI】プロンプトに使える映像効果・エフェクト一覧
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こんにちは、画像生成AIでひたすら猫のイラストを生成している じょじお(@jojio‗illust)です。
この記事では、画像生成AIのプロンプトで使える「映像効果」「写真フィルタ」「エフェクト」などに関連する英単語についてまとめました。
ここではMidjourney(ミッドジャーニー)を使った画像を紹介していますが、Stable diffusionやNovelAIでも効果を発揮するものがあるかと思います。
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▲AI画像の大量ファイルをプロンプトと一緒に簡単に整理する方法はこちら。
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▲素材に関連する英単語100個以上まとめました。
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▲すべてのプロンプト関連記事はこちらにまとめています。
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▲Midjourneyユーザー向け。専用Discordサーバーを作って画像生成作業を効率化する方法。
映像効果・エフェクト・フィルタに関する英単語
シャープネス(Sharpen)
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シャープネス(Sharpen)とは、映像編集において、画像を鮮明にするための効果の一つです。画像の輪郭を強調することで、よりクリアな映像を作ることができます。さらに、シャープネスを調整することで、映像により自然な見栄えを与えることができます。
グリッチ(Glitch-effect)・グリッチノイズ(Glitch-noise)
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グリッチノイズは、デジタル技術を使用した音楽や映像の作品において、故意に挿入されるノイズやエラーのことを指します。これにより、アナログ的でレトロな雰囲気を作品に与えることができます。アート作品にもグリッチアートとして取り入れられることがあります。
映像にノイズや乱れを加え、デジタル的な雰囲気を演出するためのエフェクトです。
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レンズフレア(Lens Flare)
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レンズフレアとは、レンズに光が入り込んで反射・屈折・散乱してできる現象で、明るい光が輝いた円形などの形を作ることがあります。カメラのレンズを向けると偶然発生することもありますが、意図的に作り込むこともでき、映像や写真の雰囲気を変えるのに使われることがあります。
グロー(Glow)
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グロー効果は、映像の輪郭に光を加えることで、幻想的な表現を作り出すためのエフェクトです。
スローモーション(Slow Motion)
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スローモーションエフェクトは、映像を通常の速度よりも遅く再生することで、動きを強調する効果を生むテクニックです。スポーツやアクションシーンなどでよく使用され、視聴者に迫力ある映像を提供することができます。
水しぶき、砂ぼこりなどが写真に写りこみやすいので躍動感を出したいときにおすすめです。
放射状ブラー(radial blur)
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放射状ブラー(radial blur)は、映像編集において、中心から外側に向かってぼかし効果をかける手法です。この効果を利用することで、映像中の特定の部分に視聴者の注目を集めることができます。また、放射状ブラーは、速度や動きを表現するためにも使用されることがあります。
モーションブラー(Motion-blur)
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モーションブラーは、映像編集において、動きの速さを表現するための効果の一つです。撮影された映像の一部をぼかすことで、その部分が移動しているような印象を与えます。この効果を利用することで、動きの速さを表現するだけでなく、映像にダイナミックな印象を与えることができます。
モーショングラフィックス(Motion Graphics)
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モーショングラフィックスは、映像やアニメーションなどの視覚的なデザインを表現するための手法の一つです。モーショングラフィックスは、テキストや画像、アイコンなどをアニメーション化することで、ストーリー性や印象的な表現を可能にします。
セピア(Sepia)
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セピアは、写真や映像を茶色がかった色調に変換するエフェクトのことです。昔の写真をイメージさせる、レトロな雰囲気を表現するのに使われます。
白黒・ブラックアンドホワイト(Black and white・B&W)
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Black and whiteは、画像フィルタのひとつです。白黒調にすることができます。
集中線(speed-lines・action-lines)
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アクションライン、またはスピードラインは、アニメーションや漫画で使用される、高速移動中の物体を表現するための手法です。物体の周りに、速度や方向を表現するためのラインを描くことで、動きの速さや方向感覚を表現することができます。また、スピードラインは、アクションシーンなどのダイナミックな表現に使用されることが多く、映像作品やアート作品において効果的な表現手段として利用されます。
特定色域の選択・セレクティブカラー(selective color)
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セレクティブカラーは、Photoshopの機能のひとつです。画像の特定の色を選択して、その色だけを強調したり、他の色を抑えたりすることができます。例えば、花の写真で赤い花びらだけを強調することができます。また、色相や彩度、明度などを微調整して、より自然な色合いを作り出すこともできます。
上の図では、「monochrome」という言葉を使ってモノクロ調にすることで目の色を際立たせるように使っています。広告写真でもよく使われていますね。
フィルムグレイン・グレイン(Film Grain・Grain effect)
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Grain effectとは、映像に粒子状のノイズを加えることで、フィルムで撮影されたような質感を再現する映像効果のことです。
昔のフィルムカメラは、フィルム上に感光材料を塗布し、光を感光材料に照射して画像を記録していました。この感光材料の表面には微小な粒子が存在し、これが撮影された映像に粒子状のノイズとして表れます。
デジタルカメラで撮影された映像は、このような粒子状のノイズがなく、比較的クリアな画像となります。しかし、Grain effectを使用することで、映像に粒子状のノイズを加えることができ、フィルムで撮影されたような映像を表現することができます。
フェードイン・フェードアウト(Fade-in/Fade-out)
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フェードイン・フェードアウトは、映像効果の一種で、画面が徐々に明るくなったり暗くなったりすることで、シーンの開始や終了を表現する方法です。
fede-inよりもfade-outの方が効果が得やすい気がします。
film-damaged・damaged
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film-damaged・damagedは、映像フィルタのひとつです。古ぼけた写真のような映像効果があります。
グラデーション(Gradient)
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グラデーションは、映像フィルタの一種で、色を徐々に変化させることで、滑らかな色のグラデーションを作り出す効果を得ることができます。
ネオンライト(Neon-light-effect)
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Neon-light-effectは、ネオンライトを当てたような効果を演出します。
ハーフトーン(halftone)
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ハーフトーンは、印刷技術において使用される手法の一つで、画像をドット状に変換することで、グラデーションを表現する手法です。
モザイク(mosaic)
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Midjourneyではタイルを使ったタイルモザイクアートのイメージが強いようで、タイルっぽい表現になりやすいです。
Pixelate-effect
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Pixelate-effect は、映像効果の一種で、画像をドットや四角形などの形に分割することで、ピクセル化した効果を与えることができます。この効果は、レトロなビデオゲームのような雰囲気を表現するのに使用されることがあります。
Light caustics effect(ライトコースティックス効果)
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Light caustics effect(ライトコースティックス効果)は、光が物体や水面、透明な物体などの表面に反射した際に、光の明るさが集中して現れる幾何学的な光のパターンを再現する映像効果です。
Midjourneyでは、それっぽい効果は得られませんでしたが、なんか面白い画になります。
バーニングエッジ・炎のエフェクト(Burning-Edge・Flame Effects)
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画像に炎の効果を追加します。
バーニングエッジと炎のエフェクトは別のものですが、AIではだいたい同じような効果をもたらします。
ウインド(Wind-effect)
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Wind-effectは風のエフェクトを加えます。
ダスト(dust-effect)
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Wind-effectは砂のエフェクトを加えます。
その他の使えるかもしれないワード
- ヴィンテージ(Vintage):昔の雰囲気や古びた風合いを再現するための加工やフィルタリング技術。
- レトロプリント(Retroprint):昔のポスターや看板などのような、ヴィンテージなデザインを再現した印刷物。
- シルクスクリーン:絹やポリエステルの織物に、版からインクを押し出して印刷する技法。商業印刷やアート作品制作に広く用いられる。アンディーウォーホールのポップアートが有名。
- フィルムノイズ(Film Noise):昔のフィルムのようなノイズや汚れを加えることで、昔ながらの映像表現を再現するためのエフェクトです。
- ガウスブラー(Gaussian Blur):画像にブラー効果を加えます。画像のエッジを滑らかにするために使用されます。
- シェイク(Shake):カメラを揺らすようなエフェクトで、アクションシーンや戦闘シーンなどで使用されます
- クロスフェード(Crossfade):2つの映像を滑らかに切り替えるためのエフェクトです。主にシーンの移り変わりや、時間の経過の演出に使用されます。
- キーフレームアニメーション(Keyframe Animation):ある時点から別の時点までの間に映像の属性を変化させることでアニメーションを作成するためのエフェクトです。主にCGアニメーションなどで使用されます。
- マスキング(Masking):映像の一部分を隠したり、透明にしたりするためのエフェクトです。主にCG合成などで使用されます。
- スーパーインポーズ(Superimpose):2つの映像を重ね合わせるためのエフェクトで、透明度や重ね合わせの方法を変えることで、新たな映像表現を作り出すことができます。
- カメラローラー:画像にフィルムのタイプによって起こる歪みをシミュレートする効果を与えます。昔の写真のような雰囲気を再現するために使用されます。(Camera Roll)
- パノラマ(Panorama):カメラを左右に移動させて、広い範囲を撮影するためのエフェクトです
- パースペクティブ(Perspective):映像の視点や視界を変えることで、リアルな立体感を表現するためのエフェクトです
- ズーム(Zoom):カメラの焦点距離を変えて、映像の一部分を拡大・縮小するエフェクトです。主に注目したい部分を強調するために使用されます。
- パーティクル(Particle):粒子を飛ばしたり、雪や花火などのエフェクトを表現するためのエフェクトです。主にCGアニメーションなどで使用されます。
- インク(Ink):水滴やインクのような粒子を映像に表現するためのエフェクトで、映像に独特の雰囲気を与えることができます。
- タイル:画像を特定の形状のタイルに分割し、繰り返しのパターンを作成します。独自のパターンを作成することができます。(Tile)
- フリップ(Flip):画像を水平または垂直に反転させる映像効果。反転することで、面白い効果を作成することができます。
- noise-effects(ノイズ): ノイズ効果を追加する画像処理技術。
- Bilateral Blur(バイラタルブラー):画像のエッジを保持しながら周辺部分をぼかす手法。
- zoom blur(ズームブラー):ズームレンズを使用しているかのようなブラー効果を加える手法。
- Clarendon(クラレンドン)- 明るさを上げ、色合いを冷たくするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Gingham(ギンガム)- 濃いめのグレーを加え、温かみを帯びたやわらかい写真にするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Juno(ジュノ)- 鮮やかで明るいオレンジ色を加え、暖かみのある写真にするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Lark(ラーク)- 鮮やかさを抑え、淡い青みを加え、自然な印象の写真にするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Reyes(レイエス)- 明るさを上げ、色合いを淡くするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Slumber(スランバー)- やわらかなピンク色を加え、やわらかい印象の写真にするフィルター。Instagramに搭載されている。
- Valencia(バレンシア)- 明るさを上げ、色合いを暖かみのある茶色にするフィルター。Instagramに搭載されている。
- X-Pro II(エックスプロツー)- 鮮やかさを強調し、色合いを青みがかった独特の雰囲気にするフィルター。Instagramに搭載されている。
まとめ
以上、映像効果(エフェクト)・映像フィルタでした。
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